ハムスターにはブロッコリーの茎も与えて!ブロッコリーの与え方

ハムスターにはブロッコリーの茎も与えよう

ハムスターにブロッコリーを与えようと思った時、頭のモコモコしたつぼみ部分の方が美味しいだろうという親心で、固い茎は人間が食べればいいと思っていませんか?

人間が食べる場合でも、茎は調理しても固いので捨てられることも多いでしょう。

そもそもハムスターは習性として固いものをかじるのが好きな動物です。人間にとって固くて食べられないと思うようなブロッコリーの茎も、実はハムスターは大好きだしブロッコリーの栄養も摂れるのでいいことずくめです。

ただし、食べやすい大きさにカットして与えることは忘れないでください。器用に手でエサを持って食べることができハムスターですが、大きすぎるのは食べにくいものです。

また、余分に与えると頬袋に溜め込んだものを巣に持ち帰って隠し、傷んでから口にすると体調を崩すことも考えられます。

一回に与える量は食べきる程度にして、食べやすい大きさで与えること。

もし、巣箱などに持ち込んで隠していたら、そっと取り除いておきましょう。

茎までOK!ハムスターにブロッコリーを与える時の注意点

個体差で好みはありますがブロッコリーはハムスターが好んで食べる野菜の一つ。栄養素的にも適しています。

ただし、食べ過ぎると水分の摂取が多すぎて下痢などの症状を引き起こしてしまう可能性があります。

それに、人間にとってはヘルシーこの上ない野菜ですが、ハムスターにとっては充分高カロリーで、食べ過ぎると肥満などの恐れも出てきます。身体の大きさや普段のエサの量にあわせて適量を与える事が必要です。

茎に葉がついている場合、葉も食べますが茎よりもカルシウムが多いため結石の原因になることがありますのでたくさんは与えないでください。

固い茎でも食べられるハムスターですが、高齢な場合などは茹でて与えたほうが好ましいでしょう。

また、つぼみの部分は農薬が残留しやすいため、農薬の危険性が低い国産の物を与えるのがいいですね。

ハムスターにおすすめ!茎まで与えられるブロッコリーの栄養

ハムスターに与える野菜として獣医も勧めるブロッコリー。含まれる栄養もビタミン類やβカロテン、鉄、葉酸などとても豊富です。

ブロッコリーの中でも新芽の部分であるブロッコリースプラウトはさらに栄養価が高くお勧めです。家庭菜園での栽培も簡単なので、新鮮なブロッコリースプラウトを与えるために挑戦してみてはいかがでしょうか。

生のものよりも茹でたものを好むハムスターもいますので、電子レンジや蒸し器を使って火を通すと栄養価を下げずに済みます。

冷凍して売られているブロッコリーは手軽に与えられるのが便利ですが、添加物の不安もあるので品案には与えない方が良いでしょう。

栄養豊富なブロッコリーを食べさせてあげようとして農薬や添加物が使われているのでは本末店頭です。

野菜を与えるなら安心して与えられるものを選びたいものです。

ハムスターの健康を守る野菜の与え方

●適切な分量を与える

ハムスターは雑食性のため基本的には何でも食べます。しかし、多くの場合飼育されているハムスターは野菜が不足している傾向があります。ペレット5割に野菜類を5割、おやつに与えるひまわりの種は1日数粒程度にとどめて与えてください。

量の目安は体重の5~10%程度です。

●同じ食べ物ばかり与えない

いくらハムスターの健康に良いからといっても同じ野菜ばかり大量にあたえると健康に悪影響が出かねないものもあります。

健康のためにはいろいろな野菜を適量与える事が必要です。

●野菜は茹でて与えた方が良いものがある

生野菜を喜ぶイメージがあるハムスターですが、野菜によっては生のままだと有害な成分が含まれることもあります。茹でて与えた方が好む野菜もありますので、野菜によって与え方を考える必要があります。

●栄養がないものはあえて与えない

好んで食べようとするものでもハムスターにとっては栄養にならないものもあります。不要な食べ物で満腹になってメインとなるエサを食べなくなると栄養が偏ってしまいます。不要なものは与えないようにしましょう。

ハムスターにブロッコリーなどの野菜を与えるときは

野菜を与える時の量や大きさの目安は、一般的に5mm~1cm角程度。身体の大きなゴールデンハムスターなどでは2cm角程度までの大きさでしょう。

ただし、野菜によって栄養価も違うので、より栄養価が高いものはもう少し小さくして与えるべきです。

とはいえハムスターも人間と同じように個々に体質に違いがあります。他のハムスターが与えても大丈夫だったからといって、全てに当てはまるわけではありません。

平均的に5mm角程度だと思っておくのがいいでしょう。

与えすぎてお腹を壊すなどの弊害の可能性はあっても、少なくて問題があることはないですよね。身体に合わないものだったとしても少なく与えていた方が健康被害も小さくて済みます。

野菜は毎日与えても大丈夫ですが、同じものに偏らないよう数日のサイクルでいろいろな野菜を食べさせてあげるといいでしょう。

野菜の種類や与え方、多頭飼いならそれぞれに合わせた与え方にも気を配ろう

飼育しているハムスターの健康のためにも、新鮮な野菜を適量食べさせるのはとても良いことです。ハムスターも同じエサばかりより喜んでくれるでしょう。

とはいえ、野菜の種類や食べさせ方には注意が必要なものがあります。

それぞれのハムスターの好みや体質も違いますので、量や種類は普段から観察する中で適切な量、適切な種類で与える必要があるでしょう。

小さな手で口元にエサを運ぶ姿がとても愛らしいハムスター。ついついおやつを余分に与え過ぎたりしていないでしょうか?

かわいいハムスターが健康で長生きしてくれるためにも、エサの量や質は飼い主なりに工夫してあげたいものです。

野菜ならなんでもいい、たくさん食べてもいいと思い込まずに正しい知識を持って美味しい野菜を食べさせてあげましょう。

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