国家公務員試験の面接の評価ポイントとは
国家公務員試験ともなると、「難しい」「合格するのが難しいイメージがある」など、少し否定的なイメージがあると思います。実際、面接もありますので、しっかりとした対策が必要となってきます。
ここでは、まずはじめに、国家公務員の面接の評価ポイントについてみていきたいと思います。
「チェックされる項目は態度と内容」
態度としては、見た目やマナー、口調がチェックされ、内容としては、積極性、責任感、コミュニケーション能力が図られます。
質問された事に対して、聞きやすいスピードで答えているか、また声の大きさも小さすぎずに、はっきりと発音しているかどうか、チェックされます。また、内容も毎年似たような問題が予想されますので、きちんとした対策が必要になってきます。
上記の２点をベースにして、面接ですが、面接評定表というものがあり、そのシートを元にして評価が決定していきます。
また、評価基準ですが、３段階か５段階になります。上記でも触れていますが、態度と内容に注意して、是非、高得点をとっていきたいですよね。
国家公務員の個別面接では細かく評価されるので要注意
国家公務員の面接。態度と内容が面接ではチェックされ、また面接では、３段階か５段階評価で評価が決定していくことを先程は把握してきました。
次に、国家公務員の個別面接ですが、細かく評価されるので、注意が必要な点について紹介していきたいと思います。
国家公務員の面接が他の職種と違う点ですが、集団面接とは異なり、複数の面接官が一人の受験者に向けて質問をする、個別面接な点だと思います。
その分、一人の受験者に向けてじっくりと細かく評価されるので、注意が必要になってきます。集団面接だと、ある程度の気を抜くことができると思いますが、一人ともなると、ちょっとした仕草であったり、態度が減点になる可能性がありますから、最後まで気を張り詰めて面接に望みましょう。
逆に言うと、自分をアピールするには良い時間です。15分程度とみて、自分をじっくりとアピールしてみましょう。
国家公務員の面接では質問されたことに対してどう答えるかが評価の対象になる
国家公務員の個別面接ですが、複数の面接官から一人の受験者に向けて細かく評価をしてくるので、最後まで気を抜かずに乗り切る必要があることを、先程はみてきました。
次に、国家公務員の面接で、質問されたことに対して、どう答えるのか、それも評価の対象になってくるので、しっかり答えていきましょう。
国家公務員の面接に限った事ではありませんが、面接で学歴のことを聞かれたら、その点については変えることができない事実なので、正直に答えるしかありません。
しかし、他の部分、例えば、学生時代に学んで来たことであったり、何に力を入れてきたか、そのような質問でしたら、答え方に注意をする必要があります。
どうやって学生時代に学んだことが国家公務員に役立つのか、学生時代に力を入れてきたことが、どうやって国家公務員に繋がっていくのか、事前に考えて、面接で相手が感銘するような答えを出せるようにしておきましょう。
国家公務員の面接試験のポイントと落ちる人の特徴
国家公務員の面接で質問されたことにどう答えるのかが評価に響いていくことを上記では学んできました。
次に、国家公務員の面接試験のポイント、落ちる人の特徴をみていきたいと思います。
「面接の際のポイント」
わからない事は素直に「わからない」っという。ただし、答えれる質問には全て答える
質問されたら、まず結論から答え、そのあとその理由を答える
明るく、ハキハキと答える
笑顔で答え、第一印象を良くする
「落ちる人の特徴」
事前に国家公務員の特色など、調べたり抑えていない（情報を抑えたり、説明会に行く必要があります）
国家公務員になって何をやりたいのかがわからない
志望動機が国家公務員になりたい動機に繋がらない（こじつける事が必要になる）
国家公務員試験では面接カードを基に行われるため、具体的に書きすぎないことも大切
国家公務員の面接試験のポイントとなること、また落ちる人の特徴を上記では触れてきました。
最後に、国家公務員試験ですが、面接カードを基にして行われる為、その面接カードにあまり具体的に書き込みすぎないことも大切であることについてみていきたいと思います。
国家公務員試験ですが、一次試験に合格した人は面接カードに記入が求められ、そのカードを基にして面接が行われます。ですが、その面接カード、あまり詳細には書き込まない方が良いと思います。
その理由ですが、あまり具体的に書き込むと、質問する側も困ってしまうからです。面接官がそのデーターを基にして質問しやすいように、あまり具体的に書き込まずに、そしてその書き込んだ内容を頭に入れておいた上で、面接に挑むと良いと思います。
国家公務員の面接ともなると、大体面接で聞かれることは決まってくるとは思います。ですが、面接官が質問しやすいように、受験者側もカードに書き込む事は考慮しておきましょう。
国家公務員試験の面接、十分な準備があれば合格可能では？
国家公務員試験の面接ともなると、どんな評価基準になり、どんな点を抑えておけば合格ラインに到達することができるのか、みてきました。他の職業と違って、複数の面接官が一人の受験者に向けて質問をするなど、緊張度は他の職業と違って上がってくるのかなっと感じますが、質問された事にしっかりと答え、事前にも情報をきちんと収集しておけば、それ程難しい面接ではないように感じます。
ですが、だからといって、何もしないようであれば、どの面接も落ちてしまいます。国家公務員試験の面接となると、面接カードの存在であったり、面接時の態度やどういう答え方をするのか、十分な準備が必要になってきます。その為には、事前に試験や面接の確たる情報を抑えておく必要があります。十分な準備をして、国家公務員試験と面接をクリアすることができると良いですね。